個人教室の開業基礎知識

資金0でもできる?教室開業にどのくらい資金が必要か。

自宅教室は「お金がかからないで開ける」と思われますが本当でしょうか。

それは正しくもあり、間違っているとも言えます。

 

どんな教室を作りたいか、どのくらいの収入を得たいかによって、必要な資金が大きく変わる

家とは別に賃貸物件でスタジオを持つ場合、賃貸契約料や内装を整えるための費用がかかります。自宅でもレッスン専用の部屋を作る場合はリフォーム代がかかる場合があります。

特にリフォームを必要としない場合の自宅教室なら、このような初期費用を用意する必要がないため、お金がかからないと言えます。

ただ、大きな出費はないものの、生徒数分の道具を揃えたり、レッスン室を整えたりするための設備費用はかかります。ひとつひとつはそんなに高価なものでなくても、まぁまぁな金額になります。

 

「お金がいくらかかるのか分からない」でスタートしない

初期費用をどのくらい用意する必要があるのかはとても大切なことです。

資金がなければその金額を貯めなければいけないし、身内に借りる場合も「これこれこのような費用が必要なので○万円貸して欲しい」という説明をするのが事業を行なう者の姿勢です。

 

どうすれば分かる?教室開業時の費用

あなたの行おうとしているレッスンには、「どんな道具がどのくらい必要なのか」を書き出してどのくらいください。

1)必要な道具を書き出す
2)ひとついくらなのか調べる
3)必要な数を考える

 

同様に道具以外にかかる費用についてもリストアップしていきましょう。設備、備品の他、開業前に揃えておく材料や試作費用、研修費、ホームページ開設・ドメイン取得などなど。

できるだけ細かいものまで書き出すと解像度が上がります。

少し面倒な作業ですがこれをしっかりやるとあなたのやろうとしている教室の初期費用感が出てきます。

出来上がったリストと数字を見ることで、「少し高いけどお気に入りのグラスを揃えたい。」→「他にもかなり費用がかかるのがわかったので、グラスはもう少し安いもので揃えよう」など、資金に応じて考えましょう。

 

売上はかけた費用に比例する

上で、「資金に応じて揃える」と書きましたが、費用を抑えればよいというものでもありません。

例えば、道具が重要な料理教室で、安価な道具を使用すると、費用は抑えられるものの、使い勝手の悪さでレッスンのパフォーマンスが落ち、生徒の満足度が下がります。すぐに使えなくなってあらたに書い直す必要が出るものは結局はロスです。

材料も同様で、安いものを使用すると「それなり」にしか見えなくなります。

もちろん、レッスンを行うスペースの設えも重要です。

教室全体のイメージがチープになってしまうとレッスン料を高く設定することができなかったり、教室へのリスペクトのない生徒が来る可能性が増えます。

個人教室はコスト面で大手と競争ができません。「レッスン料が高くても行きたい」と思ってもらえることが継続できる教室の秘訣です。

 

良いお客様を得るために、設備と環境にはしっかり費用をかけることをおすすめします。

 

 

初期費用は回収する

大事なのは開業時にかかった費用を回収することです。

事業は投資と回収の繰り返し、回収の見込めない額は投資すべきではありません。

例えば、開業時に100万円かかったとしたら、100万円を何年で回収するか?を考えてください。

3年で回収するなら、年間33万円、月で2.75万円です。

売上目標(月)=経費+自分の欲しい収入+初期費用2.75万円ということになります。

 

お金がある人がやりがちなのが回収できない金額の投資をしてしまうこと。資金があるからといって年商120万円の売上目標の事業に500万円投入するのは良い事業のやり方ではありません。

先程の計算式に当てはめてみてください。3年で回収するなら、月に初期費用8.3万円をペイするくらいの売上を目指さなくてはならない。これが事業の考え方です。

数字を味方に

女性は「数字が苦手」という人が多いのですが、事業をやるには数字は必ず必要なもので、経理を誰かに任せるにしても、数字は必ず見なければいけません。

経営=数字を見ることといっても良いでしょう。

苦手な場合は、家族や親しい友人など見てくれる人を探して、最初は一緒にやってもらいましょう。少しずつ慣れていくことができます。

 

 

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